仕事を知る
自社製品を一品一様で設計開発していく面白さを存分に味わっています
― 仕事を知る
上原 涼
技術設計 Gリーダー
電気設備科を卒業し2004年に入社。電気設計を4年半経験し、機械設計に異動。2021年から技術設計グループのリーダーを務める。プライベートでは家族との時間を大切にしている。
WORK FLOW【電気設計】
- 仕様検討
- 制御盤の設計
- 制御プログラムの作成
- 部材の発注
- 制御盤の組立
- 動作テスト
- 現地立ち合い
WORK FLOW【機械設計】
- 仕様検討
- 機構設計(CAD)
- 製造立ち合い
- 動作テスト
- 現地立ち合い
入社動機と駆け出しの頃
自社製品をもつ地元メーカーであることに魅力を感じて入社
前橋の技術専門校で電気設備を学んでいたので、就職にあたっては専攻が活かせる地元の会社に絞っていました。なかでもサンエイは、自社製品を持つメーカーで面白い仕事ができそうに思ったのです。入社後は、研修の一環として機械設計の部門で3か月間、CADの使い方や設計の基本知識を習得し、専攻が活かせる電気設計の部門に配属。先輩について業務の一連の流れを学びました。面白かったのは、仕様決めから設計、プログラミング、制御盤の組立まで一人で一貫して担当できたことです。自社製品をもつメーカーを選んで本当に良かったと思いました。
仕事内容、やりがい、追求していること
お客様のご要望どおりに装置が動いたときの達成感の大きさ
現在は機械設計の業務を担当しています。具体的には、営業技術からもたらされたお客様のご要望に基づいて、コンベアの最適な機構や機能を検討。それをCADで図面にしていく流れになります。特徴は、ご要望に応じて一品一様の設計業務になっていること。ときには、難易度の高い要求に苦心することもあります。でも、苦心すればするほど設計したとおりに装置が動いたときやお客様の希望が叶えられたときの喜びも大きくなっています。また、装置の据付でお客様先に伺い、実際に自分で設計した装置がモノづくりの役に立っているのを見ることができるのも、仕事に向けた大きなモチベーションになっています。
未来の展望と働く環境・社風
リーダーとして従来のやり方を変革し、働き方改革を推進
こうした機械設計のプレイング業務とともに、2021年から世代交代・事業継承の一環として機械設計部門のリーダーを任されています。就任するにあたって会社から伝えられたのは、自分の考えで自由にやって欲しいということ。そこで、まずは業務の割り振り方を大きく変えました。従来は、ある程度業界ごとに専任の担当を置いていたのですが、これを改革し、メンバー全員がいろいろな業界の仕事を経験できるようにしました。業界それぞれの様々な考え方や趣向に触れつつ個々の経験値が増え、部門全体として生産性を上げることができ、その経験を皆で共有しながら強い個とチームで在り続けることを実現できているのではないかと思います。またそのメンバーの層の厚さが、働き方改革にもつながっています。
今後はプレイングだけでなく、マネジメントにもさらに力を入れていきます。
1日のスケジュール
- 6:30
- 起床。朝食・身支度・子どもの世話
- 8:20
- 出社。案件のミーティング
- 9:00
- PCに向かい設計業務
- 12:00
- 愛妻弁当で昼食
- 13:00
- 午後の業務を再開
- 15:00
- 製造の立ち合い
- 17:40
- 進捗状況を確認し退社
- 19:00
- 子供たちと一緒に夕食
- 24:00
- 就寝